眼帯
「目に眼帯をあてる」などのように使う「眼帯」という言葉。
「眼帯」は、音読みで「がんたい」と読みます。
「眼帯」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「眼帯」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
眼帯の意味
「眼帯」には次の意味があります。
・眼病のとき、湿布・保護などのため、目を覆うもの。(出典:デジタル大辞泉)
「眼帯」をわかりやすく言うと「目を保護する布など」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・母親は眼帯をして松葉杖の内田が帰ってきたのを見ると、びっくりした。
(出典:辺見じゅん『完本 男たちの大和(上)』)
・眼帯の少女が語った通り、人と神とでは根本的なスペックが違い過ぎる。
(出典:鎌池和馬『新約 とある魔術の禁書目録 第9巻』)
・それは、眼帯の蔭にある雄々しい魂を誰もが認めているということだった。
(出典:ハインライン『地球の緑の丘』)
・眼球は眼帯に覆われていて、何も見ることができなかったのだから。
(出典:乙一『暗黒童話』)
・少しばかり大きくなってしまった鱗を隠すためか、眼帯を身につけている。
(出典:海原育人『ドラゴンキラー売ります』)
類語
・アイマスク
意味:目を覆うマスク。(出典:デジタル大辞泉)
・目隠し(めかくし)
意味:布などで目を覆って見えないようにすること。また、その覆うもの。(出典:デジタル大辞泉)
・覆面(ふくめん)
意味:顔面を布などでおおって隠すこと。また、それに用いるもの。(出典:デジタル大辞泉)
・猿ぐつわ(さるぐつわ)
意味:声を立てさせないように、口にかませ、首の後ろで結んでおくもの。(出典:デジタル大辞泉)
・マスク
意味:鼻・口を覆う不織布やガーゼ製などの衛生用具。(出典:デジタル大辞泉)