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御大とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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御大

「御大と呼ばれる」などのように使う「御大」という言葉。

「御大」は、音読みで「おんたい」と読みます。

「御大」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「御大」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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御大の意味

「御大」には次の意味があります。

・《「御大将」の略》仲間・団体の首領、一家や店の主人などを親しんで呼ぶ語。(出典:デジタル大辞泉)

「御大」と書いて「おだい」と読む場合もあります。そちらは「金持ち。財産家。(出典:精選版 日本国語大辞典)」という意味です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・例として両御大の句をあげたが、蕪村が芭蕉のまねをするだけではない。
(出典:山田風太郎『死言状』)

御大の直吉をはじめ社全体が、新聞が何を書こうが意に介せぬ気風であった。
(出典:城山三郎『鼠 ─鈴木商店焼打ち事件─』)

・さて、前回の話は、未央生と香雲とが「御大悦」のところまでであった。
(出典:駒田信二『好色の戒め 「肉蒲団」の話』)

・帰国を待って寺西御大に訊くのは、もっと危険をはらんでいるように思える。
(出典:松本清張『迷走地図(下)』)

・お江戸に残さはる分はもちろん御大を中心にわたしら当代が脇をつとめさせてもろて。
(出典:松村栄子『雨にもまけず粗茶一服』)

類語

・家老(かろう)
意味:一家の高年者。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・大将(たいしょう)
意味:一群の首長。かしら。長(おさ)。頭領。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・座頭(ざとう)
意味:一座の長。中世には、商業、手工業、芸能などの諸座の長をいう。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・頭首(とうしゅ)
意味:集団・団体の首領。かしら。頭目。(出典:デジタル大辞泉)

・総裁(そうさい)
意味:政党・銀行・公社などの長として、全体を取りまとめる職務。また、その人。(出典:デジタル大辞泉)

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