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白書とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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白書

「国土交通白書」などのように使う「白書」という言葉。

「白書」は、音読みで「はくしょ」と読みます。

「白書」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「白書」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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白書の意味

「白書」には次の意味があります。

政府の活動分野ごとに,一般状況,活動,将来のあるべき状況とその実現方法などを明らかにした政府の公式文書。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

政府の各省庁が、所管する分野についての様々な情報を公表するための報告書を指します。
もともと、イギリス政府が白い表紙で公表していたことから、「白書」と呼ばれるようになりました。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・同白書では知識は「生産のための最も強力なエンジン」だと主張しています。
(出典:野中郁次郎/紺野登『知識経営のすすめ』)

・一課の意見を盛った「白書」を読むと、その構成はなかなか興味がある。
(出典:松本清張『日本の黒い霧(上)』)

・その証拠に政府が発行する「白書」なるものを読んでみるといい。なんと不必要なカタカナが得意気に使われていることか。
(出典:森本哲郎『日本語 根ほり葉ほり)

・一九五六年の日本の経済白書は、もはや戦後ではない、と宣言した。
(出典:片岡義男『日本語の外へ(下)』)

・新聞に、労働白書、潜在失業者二百八十二万人と出ていた。
(出典:阿久悠『続・瀬戸内少年野球団紅顔期』)

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類語

青書(せいしょ)
意味:イギリスの議会や枢密院が出す報告書。青い表紙のついているところからの称。(出典:精選版 日本国語大辞典)

報告書(ほうこくしょ)
意味:報告する事項をしるした文書。(出典: 精選版 日本国語大辞典 )

覚書(おぼえがき)
意味:契約をする者同士が交わす、契約の補足や解釈などを記した文書。(出典:デジタル大辞泉)

声明(せいめい)
意味:一定の事項についての見解や意見などを不特定多数の人に発表すること。また、その意見。(出典: 精選版 日本国語大辞典 )

教書(きょうしょ)
意味:主権者、教権をもつ者などが一般に出す命令、布告、メッセージなど。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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