登頂
「エベレスト登頂」などのように使う「登頂」という言葉。
「登頂」は、音読みで「とうちょう」と読みます。
「登頂」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「登頂」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
登頂の意味
「登頂」には次の意味があります。
・山などの頂上に登ること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
主に山の頂上に登ることを意味します。
「登頂に成功する」で 「頂上に登ることに成功する」 という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・彼は、私が登頂に成功して帰ってきたのだとは信じていないのである。
(出典:植村直己『青春を山に賭けて』)
・現代の登山が登頂と同時にその目的の全部を完了するのとは違っていた。
(出典:木暮理太郎『山の今昔』)
・記録としては、冬期の登頂として認められるためには、ルールがある。
(出典:夢枕獏『神々の山嶺 下』)
・登頂は登山の目的の前半であって、後半に一層重大なる使命が残されている。
(出典:木暮理太郎『山の今昔』)
・そういう思いがけない協力によって、初めて私たちは登頂できたのである。
(出典:植村直己『エベレストを越えて』)
類語
・踏破(とうは)
意味:困難な道や長い道のりを歩き通すこと。(出典:デジタル大辞泉)
・登山(とざん)
意味:山に登ること。(出典:デジタル大辞泉)
・頂上(ちょうじょう)
意味:山などのいちばん高いところ。(出典:デジタル大辞泉)
・天頂(てんちょう)
意味:いただき。(出典:デジタル大辞泉)
・山嶺(さんれい)
意味:山のみね(出典:デジタル大辞泉)