発売
「新発売」などのように使う「発売」という言葉。
「発売」は、音読みで「はつばい」と読みます。
「発売」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「発売」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
発売の意味
「発売」には次の意味があります。
・品物を売り出すこと。売り始めること。売出し。（出典：精選版 日本国語大辞典）
「新発売」とは「新しく品物を売り出すこと」という意味です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・まだこの時代には発売されていなかったのだ。
（出典：西田俊也『love history』）
・今日発売のそれを、母はもう手にしているのだろうか。
（出典：林真理子『野ばら』）
・発売して一年、反応もないままにそのレコードは廃盤になった。
（出典：山口洋子『演歌の虫』）
・レコードさえ実際に発売されたかどうか。
（出典：高橋克彦『蒼い記憶』）
・まず第八巻はこの冬発売の予定です。
（出典：佐島勤『魔法科高校の劣等生 7 横浜騒乱編 <下>』）
類語
・売出（うりだし）
意味：売り出すこと。売りはじめること。発売。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・販売（はんばい）
意味：品物を売ること。売りさばくこと。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・商売（しょうばい）
意味：利益をあげる目的で物を売り買いすること。あきない。（出典：デジタル大辞泉）
・卸す（おろす）
意味：問屋が商品を小売店に売り渡す。（出典：デジタル大辞泉）
・出荷（しゅっか）
意味：市場へ商品を出すこと。（出典：精選版 日本国語大辞典）
