療育
「療育を受ける」などのように使う「療育」という言葉。
「療育」は、音読みで「りょういく」と読みます。
「療育」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「療育」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
療育の意味
「療育」には次の意味があります。
・障害をもつ子供が社会的に自立することを目的として行われる医療と保育。(出典:デジタル大辞泉)
「療育」をわかりやすく言うと「障害をもつ子どもに対して医療と教育を行うこと」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・そこで、結局、孫を療育施設に預けることになったようです。
(出典:打海文三『時には懺悔を』)
・いったん現場を離れ、西府町へ行って、〈療育センター〉の場所を確かめた。
(出典:打海文三『時には懺悔を』)
・そこでやむなく、新は一時療育施設に預けられていた。
(出典:打海文三『時には懺悔を』)
・八木だってそうそう、地名改悪反対や「神の仔羊療育園」バザー以上に高尚なことを考えているわけではないのだ。
(出典:田辺聖子『ブス愚痴録』)
・担当医に療育プログラムを受けるようすすめられた。
類語
・施療(せりょう)
意味:貧しい病人などを無料で治療すること。(出典:デジタル大辞泉)
・ケア
意味:世話すること。また、介護や看護。(出典:デジタル大辞泉)
・保育(ほいく)
意味:乳幼児を保護し、育てること。(出典:デジタル大辞泉)
・養育(よういく)
意味:養って成長させる。世話をして大きくする。養育する。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・治療(ちりょう)
意味:病気やけがをなおすこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)