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疑念とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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疑念

「彼の発言に疑念をもつ」などのように使う「疑念」という言葉。

「疑念」は、音読みで「ぎねん」と読みます。

「疑念」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「疑念」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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疑念の意味

「疑念」には次の意味があります。

うたがわしく思う気持ち。うたがい。(出典:デジタル大辞泉)

「疑念」という言葉をわかりやすく言うと、「疑問に思う」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・フランスでは一七七〇年ころには疑念などというものは存在しなかった。
(出典:スタンダール/白井浩司訳『恋愛論』)

・心の底からそう思い、そしてそのことに私は一切の疑念を持たなかった。
(出典:大崎善生『孤独か、それに等しいもの』)

・現在のこの幸福がどんなものか、再びかすかな疑念に襲われたのだった。
(出典:フィッツジェラルド/佐藤亮一訳『華麗なるギャツビー』)

・しかし、その時はまだ私は事実に対して何らの疑念も抱いていなかった。
(出典:クリスティ/松本恵子訳『アクロイド殺人事件』)

・これらの軍紀という名の人間規格化に露ほどの疑念も抱いてはならない。
(出典:森村誠一『黒い墜落機(ファントム)』)

類語

疑問(ぎもん)
意味:本当かどうか、正しいかどうか、疑わしいこと。また、その事柄。(出典:デジタル大辞泉)

疑義(ぎぎ)
意味:意味・内容がはっきりしないこと。疑問に思われる点。(出典:デジタル大辞泉)

疑惑(ぎわく)
意味:本当かどうか、不正があるのではないかなどと疑いをもつこと。また、その気持ち。疑い。(出典:デジタル大辞泉)

不審(ふしん)
意味:疑わしく思うこと。疑わしく思えること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

猜疑(さいぎ)
意味:人の言動をすなおに受け取らないで、何かたくらんでいるのではないかと疑うこと。(出典:デジタル大辞泉)

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