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畢竟とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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畢竟

「これもまた畢竟」などのように使う「畢竟」という言葉。

「畢竟」は、音読みで「ひっきょう」と読みます。

「畢竟」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「畢竟」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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畢竟の意味

「畢竟」には次の意味があります。

さまざまな経過を経ても最終的な結論としては。つまるところ。結局。(出典:デジタル大辞泉)

「畢竟」を分かりやすくいうと、考えを最後のところまで出し抜いたうえでの結論という意味です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・彼は工藝家になり得たのではなく、畢竟一個の美術家に終ったに過ぎぬ。
(出典:柳宗悦『工芸の道』)

・そして彼は、動物に対する感情の相違は畢竟民族の問題であると喝破した。
(出典:谷譲次『踊る地平線』)

・今にして思えば、これを選ばせたものは、畢竟彼の身体の弱さであったろう。
(出典:中島敦『狼疾記』)

畢竟、神を斎いてあるからの名で、なみの住宅には、殿とは言はぬ。
(出典:折口信夫『琉球の宗教』)

・カルデア人が円周を三六〇度に分けたのは畢竟ここから起ったことである。
(出典:寺田寅彦『宇宙の始まり』)

類語

結局(けっきょく)
意味:いろいろの経過を経て落ち着いた最後。(出典:デジタル大辞泉)

とどのつまり
意味:いろいろやって、または、せんじつめていった最後のところ。(出典:精選版 日本国語大辞典)

帰するところ(きするところ)
意味:ゆきつくところ。つまり。結局。(出典:デジタル大辞泉)

詰まるところ(つまるところ)
意味:要するに。結局。(出典:デジタル大辞泉)

挙句の果て(あげくのはて)
意味:最後の最後には。(出典:デジタル大辞泉)

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