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従来とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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従来

「じゅうらい」と読みます。

「従来の~」「従来通り~」といった形でよく使われます。

さまざまな場面で使われる言葉ですが、どのような意味なのでしょう?

この記事では「従来」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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従来の意味

「従来」には次の意味があります。

以前から今まで。これまで。副詞的にも用いる。(出典:大辞林)

「従来」の「従」は「あとについて行く」、「来」は「ある状態に立ち去る」というような意味があります。
この二つを組み合わせて「過去から続いて今に至る」という意味になります。

具体的な使い方や例文は下記の通りです。

使い方・例文

・このマシンには、従来どおり日本電気製のベーシックが搭載されていた。
(出典:富田倫生『パソコン創世記』)

従来の民謡の文句がいかに気の利いたものであるかを忘れてはいけない。
(出典:兼常清佐『勝太郎』)

・それらのものと、従来の文学とはそれぞれのものとしてありつづけたのである。
(出典:宮本百合子『昭和の十四年間』)

従来の記憶によれば、僕の詩論の反対者は、たいていこの類の読者である。
(出典:萩原朔太郎『詩の原理』)

従来の社会理論の多くは社会を以てすぐ様国家だと考えた。
(出典:戸坂潤『道徳の観念』)

・されば、自分は、自分が従来やって来た方法について述べることとする。
(出典:二葉亭四迷『余が翻訳の標準』)

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