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生粋とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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生粋

「生粋の職人」などのように使う「生粋」という言葉。

「生粋」は、湯桶読みで「きっすい」と読みます。

「生粋」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「生粋」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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生粋の意味

「生粋」には次の意味があります。

まじりけがなくすぐれていること。また、物事が純一で、まじりけがないこと。純粋。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「まさにそのものであること」をいいます。
「生粋の職人」は、「正真正銘の職人」というような意味です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・チャイコフスキーの生粋な芸術家としての創作の力をも感銘させられた。
(出典:宮本百合子『音楽の民族性と諷刺』)

・以来四十年近く、デパート屋一筋に勤め上げてきた生粋のデパートマンである。
(出典:森村誠一『虚無の道標』)

・東京辺で生粋の「蕎麦の味」を売り出したらどうかとも思う位であります。
(出典:村井政善『蕎麦の味と食い方問題』)

・言葉づかいや態度物腰は生粋のローマ人だといえるくらいであった。
(出典:カザノヴァ/田辺貞之助訳『カザノヴァ回想録 第一巻』)

・僕はそういう西洋の生粋の地として、巴里を目指した訳だったのだ。
(出典:谷崎潤一郎/種村季弘編『美食倶楽部 谷崎潤一郎大正作品集』)

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類語

生一本(きいっぽん)
意味:純粋でまじりけのないこと。また、そのもの。(出典:デジタル大辞泉)

正真正銘(しょうしんしょうめい)
意味:うそ偽りの全くないこと。本物であること。(出典:デジタル大辞泉)

純粋(じゅんすい)
意味:まじりけのないこと。雑多なものがまじっていないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

根っから(ねっから)
意味:はじめから。もとから。ねから。(出典:デジタル大辞泉)

気質(きしつ)
意味:身分・職業・年齢層・環境などを同じくする人たちの間にみられる、特有の気風・性格。(出典:デジタル大辞泉)

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