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特有とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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特有

「地域特有のルール」などのように使う「特有」という言葉。

「特有」は、音読みで「とくゆう」と読みます。

「特有」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「特有」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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特有の意味

「特有」には次の意味があります。

そのものだけに特別に備わっていること。特別にそれだけが所有すること。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「特有」をわかりやすくいうと、ほかのものとは違っていて「そのものだけ」の特別なこと、という意味になります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・彼女の怒りかたには特有のリズムがあることを、ガリオンは知っていた。
(出典:エディングス『ベルガリアード物語4 魔術師の城塞』)

・そして彼特有の鋭い疑念をこめた眼付で、いろんなことを尋ねはじめた。
(出典:豊島与志雄『椎の木』)

・その他全国に知れわたった、もしくは特定の地方に特有な遊戯の数々。
(出典:ヴァーツヤーヤナ/大場正史訳『カーマ・スートラ』)

・二人は二人に特有な因果関係を有っている事を冥々の裡に自覚していた。
(出典:夏目漱石『道草』)

・それとも日本の有為なる青年にのみ特有な心情の苦悩であろうか。
(出典:島田清次郎『地上』)

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類語

固有こゆう
意味:そのものだけにあること。また、そのさま。特有。(出典:デジタル大辞泉)

独自どくじ
意味:他と違い、そのものだけにあること。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

独特どくとく
意味:そのものだけが特別にもっていること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

特徴とくちょう
意味:他と異なって、特に目立つしるし。特色。(出典:精選版 日本国語大辞典)

ユニークunique
意味:唯一であるさま。また、そのものだけが他と異なるさま。独特。無比。独自。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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