爽快
「爽快な気分」などのように使う「爽快」という言葉。
「爽快」は、音読みで「そうかい」と読みます。
「爽快」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「爽快」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
爽快の意味
「爽快」には次の意味があります。
・さわやかで気持ちがよいこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
「爽」は「さわやか」、「快」は「きもちいい」という意味を持ちます。
「爽快な気分」で「さわやかで気持ちの良い気分」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・爽快な笑顔の中にも、どこか無理に作って笑っているような影があった。
(出典:阿刀田高『猫の事件』)
・喉の奥で爽快にはじける甘い炭酸、あれが私の存在を意味していたとは。
(出典:綿矢りさ『インストール』)
・回復した体は爽快だが、汗や、骨や、肉もまたふたたびもどっている。
(出典:開高健『ロマネ・コンティ・一九三五年 六つの短篇小説』)
・頭は一時爽快になったが、病人のからだは非常に衰弱した。
(出典:アレクサンドル・デュマ/石川登志夫訳『鉄仮面(下)』)
・おれはいぜんとして気分爽快だった。
(出典:ハインライン『動乱2100』)
類語
・快い(こころよい)
意味:気持ちよく感じられる。さわやかだ。(出典:デジタル大辞泉)
・快適(かいてき)
意味:心身に不快に感じられるところがなく気持ちがいいこと。(出典:デジタル大辞泉 )
・壮快(そうかい)
意味:気力が充実し、気持ちのよいこと。元気にあふれ心地よいこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・心地よい(ここちよい)
意味:気持ちがよい。気分がさわやかである。快い。(出典:デジタル大辞泉 )
・気楽(きらく)
意味:心配や苦労がなく、のんびりとしていられること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)