爆発
「火山が爆発」などのように使う「爆発」という言葉。
「爆発」は、音読みで「爆発」と読みます。
「爆発」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「爆発」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
爆発の意味
「爆発」には次の意味があります。
・物質が急激な化学変化または物理変化を起こし、体積が一瞬に著しく増大して、音や破壊作用を伴う現象。また、抑圧されていた感情が急激に外に現れること。
(出典:デジタル大辞泉)
「爆発」を分かりやすく言うとその状態を保てず、一気に壊れる様を意味します。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・大爆発のときに、それ位の巨大な力が出ることは予想のできることだった。
(出典:海野十三『金属人間』)
・そうすれば敵も爆発の巻き添えを喰う可能性がわずかながらあるからな。
(出典:J・ブリッシュ『スター・トレックTV版(全12巻) 二重人間スポック!』)
・この店に爆発仕掛けか何かがしてある可能性は非常に大きいんです。
(出典:D・マクダニエル/一ノ瀬直二訳『0011/ナポレオン・ソロ・シリーズ 第5巻 人類抹殺計画』)
・彼がそれを持って二階へあがると、彼女はまたヒステリーを爆発させた。
(出典:細井和喜蔵『モルモット』)
・謎が解かれる過程で爆発しつつあったヴェガは、もとの状態にもどった。
(出典:K・H・シェール,クルト・マール/松谷健二訳『宇宙英雄ローダン・シリーズ 10 宇宙の不死者』)
類語
・噴火(ふんか)
意味:火口から溶岩・火山弾・火山灰・火山ガスなどが噴出すること。
(出典:デジタル大辞泉)
・炸裂(さくれつ)
意味:着弾した砲弾などがはげしく爆発すること。
(出典:デジタル大辞泉)
・爆破(ばくは)
意味:火薬を爆発させて物を破壊すること。また、火薬などのために物が破裂すること。
(出典:日本国語大辞典)
・破裂(はれつ)
意味:割れ裂けること。やぶれさけること。
(出典:日本国語大辞典)
・はち切れる(はちきれる)
意味:中身がいっぱいになって裂けて切れる。
(出典:デジタル大辞泉)