無限
「子どもには無限の可能性がある」などのように使う「無限」という言葉。
「無限」は、音読みで「むげん」と読みます。
「無限」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「無限」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
無限の意味
「無限」には次の意味があります。
・数量や程度に限度がないこと。また、そのさま。インフィニティー。(出典:デジタル大辞泉)
「無限」をわかりやすく言うと、漢字の通り「限りが無いこと」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・我々は空間が無限であると主張することはできないはずである。
(出典:寺田寅彦『宇宙の始まり』)
・阿弥陀さまと一つになれば、無限の生命を得たことになるのです。
(出典:高神覚昇『般若心経講義』)
・この時私の心に無限の力を与へてくれそうに思えるのは、宗教だけである。
(出典:北条民雄『柊の垣のうちから』)
・単純の中に無限の美を盛り得るという可能はすでに驚きではないか。
(出典:柳宗悦『工芸の道』)
・自己活動的なものは無限なものでなければならないから。
(出典:三木清『人生論ノート』)
類語
・永久(えいきゅう)
意味:いつまでも限りなく続くこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・恒久(こうきゅう)
意味:ある状態が永く変わらないこと。永久。(出典:デジタル大辞泉)
・永劫(えいごう)
意味:限りなく長い年月。ようごう。(出典:デジタル大辞泉)
・不朽(ふきゅう)
意味:いつまでもくちないこと。滅びることなく、ながく後世に残ること。また、そのさま。不滅。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・エンドレス
意味:終わりのないさま。無限。(出典:デジタル大辞泉)