無気力
「無気力な状態」などのように使う「無気力」という言葉。
「無気力」は、音読みで「むきりょく」と読みます。
「無気力」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「無気力」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
無気力の意味
「無気力」には次の意味があります。
・何をする気力もないこと。やる気のないこと。(出典:デジタル大辞泉)
無気力とは、すべてのことに興味や関心がなくなり、やる気がなくなることです。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・この腑抜けたような無気力さも、あるいはそのためであるかも知れない。
(出典:外村繁『夢幻泡影』)
・小学校の先生も今ではどこでも全く無気力のやうで頼りにならなかった。
(出典:金田千鶴『夏蚕時』)
・なにか腹に入れないことには、この無気力から抜けだせそうになかった。
(出典:山田正紀『謀殺のチェス・ゲーム』)
・キレる脳と同様、無気力もまた前頭葉機能の低下によると考えられます。
(出典:養老孟司『バカの壁』)
・どこも俺たちのクラスの無気力アンケートよりは何段階かは楽しそうだな。
(出典:谷川流『2 涼宮ハルヒの溜息』)
類語
・無責任(むせきにん)
意味:責任がないこと。責任を負わないこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・半端(はんぱ)
意味:どちらともつかず徹底しないこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・不熱心(ふねっしん)
意味:熱心でないこと。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・片手間(かたてま)
意味:本業の余暇。用事のあいま。また、そのあいまにする仕事。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・堕落(だらく)
意味:生活がくずれ、品行がいやしくなること。(出典:デジタル大辞泉)