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彼我とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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彼我

「彼我の差」などのように使う「彼我」という言葉。

「彼我」は、音読みで「ひが」と読みます。

「彼我」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「彼我」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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彼我の意味

「彼我」には次の意味があります。

彼と我。他人と自分。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「彼」と「我」という漢字が使われていますが、「あちらとこちら」のように人物以外でも使われることがあります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・しかも、彼我の力の差を思えば、そうなるのが当然だとも承知していた。
(出典:眉村卓『不定期エスパー7』)

・一瞬で、彼我の距離は五〇〇〇メートルからゼロへ減少したのであった。
(出典:田中芳樹『創竜伝 第4巻』)

彼我の違いなどは気にせずに、日本の通りにしていた方が安全である。
(出典:藤原正彦『若き数学者のアメリカ』)

彼我の主張は相互に食い違ったまま、合意に達していなかったのである。
(出典:五味川純平『ノモンハン(下)』)

・人と人との煩瑣な関係に於ても、彼我を越えた心と心との有様を眺める。
(出典:宮本百合子『透き徹る秋』)

類語

自他(じた)
意味:自分と他人。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・我人(われひと)
意味:自分と他人。(出典:デジタル大辞泉)

此方人等(こちとら)
意味:一人称の人代名詞。おれたち。(出典:デジタル大辞泉)

俺等(おれら)
意味:一人称の人代名詞。「おれ」の複数。(出典:デジタル大辞泉)

両所(りょうしょ)
意味:両方の場所。(出典:デジタル大辞泉)

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