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灯籠流しとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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灯籠流し

「灯籠流しで先祖を弔う」などのように使う「灯籠流し」という言葉。

「灯籠流し」は、訓読みで「とうろうながし」と読みます。

「灯籠流し」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「灯籠流し」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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灯籠流しの意味

「灯籠流し」には次の意味があります。

盆行事の一つ。盂蘭盆会の終日に、小さな灯籠に火を点じて川や海に流す習俗。これは盆の始りに迎えた祖霊を送るために、供えた食物と一緒に流す精霊流しの際に行うもの。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

盆の15日か16日に、小さな灯籠に火を点じて河川や海に流す習俗です。
精霊が灯火に乗って川を下り、海の向こうのあの世へ返っていくという信仰に基づいています。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

灯篭流しみたいに、何かを供養して川に流すのか?
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 2 綿流し編』)

・明治二十年頃、言問の水上に、みやこ鳥の灯篭流しをして満都の人気を集めた団子屋の主人もいま地下に感慨無量であろう。
(出典:佐藤垢石『みやこ鳥』)

・テレビで見た灯篭流しのような華やかさはなかったが、雛見沢の住人として認めてもらえたような、通過儀礼的な心地よさがあった。
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 1 鬼隠し編』)

・現在では出店や、打ち上げ花火、灯篭流し等多数の行事が行われている。

・この灯篭流しは増次郎および関係者の苦心の末の演出であった。

類語

精霊流し(しょうろうながし)
意味:盂蘭盆の終わる日に、送り火をたいて精霊が帰るのを送ること。(出典:デジタル大辞泉)

霊送り(たまおくり)
意味:「精霊送り」に同じ(出典:デジタル大辞泉)

送り火(おくりび)
意味:盂蘭盆の最終日、親族の霊を送るために門前などでたく火。(出典:デジタル大辞泉)

門火(かどび)
意味:盂蘭盆の時、死者の霊を送り迎えするため門前にたく火。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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