濾過
「雨水を濾過する」などのように使う「濾過」という言葉。
「濾過」は、音読みで「ろか」と読みます。
「濾過」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「濾過」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
濾過の意味
「濾過」には次の意味があります。
・液体や気体を多孔質の物質に通して固体粒を取り除くこと。(出典:デジタル大辞泉)
浄水器や、コーヒー淹れるときなどあらゆる面で活用されています。
なお、濾過に使われる多孔質の物質のことを濾材といいます。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・またある虫ではこれに似たもので濾過器の役目をすることもあるらしい。
(出典:寺田寅彦『自由画稿』)
・これは最大の工業用濾過聖別装置と比較しても、およそ四〇倍の効率だわ。
(出典:古橋秀之『ブラッドジャケット』)
・何度も使う、必要なことばだけが、いわば濾過され、最後に頭に残る。
(出典:養老孟司『からだを読む』)
・どぶ川になる前に適正な処理をすべきだが、村の排水系は濾過するだけだ。
(出典:ホワイト・フレッド・M『死の川』)
・運転手の声はマスクに濾過されてくるのですから、声の質はわからなかったのです。
(出典:横溝正史『金田一耕助全集 [金田一耕助ファイル15] 横溝正史 「悪魔の寵児」』)
・頭の中から出てきた場合は、自分の頭で一回濾過して書いていますから、違うんですね。
(出典:斎藤栄『ミステリーを書いてみませんか』)
・慎重に濾過されてはいるが、そこにはコロイド状の炭素が大量に含まれている。
(出典:アーサー・C・クラーク『宇宙の旅〈オデッセイ〉シリーズ(全4巻) 3 2061年宇宙の旅』)
・確かに暑苦しい上に、濾過した空気の吸収量が少ないらしく呼吸が浅くなる。
(出典:菊地秀行『吸血鬼ハンター10a D-双影の騎士1』)