演奏
「楽器を演奏する」などのように使う「演奏」という言葉。
「演奏」は、音読みで「えんそう」と読みます。
「演奏」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「演奏」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
演奏の意味
「演奏」には次の意味があります。
・音楽をかなでること。多く、公衆の前で音楽を奏すること。（出典：精選版 日本国語大辞典）
主に歌を歌ったり楽器を弾いたりすることです。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・目がある以上は目で演奏家の姿を見てそれを楽しんでも悪くはあるまい。
（出典：兼常清佐『音楽界の迷信』）
・翻訳という仕事は音楽の演奏と同じように再現芸術であり、演奏芸術だ。
（出典：ヘッセ／芳賀檀訳『漂泊の人(クヌルプ)』）
・実はこれから、赤のホールで演奏会が始まるところなのでございますが。
（出典：アン・マキャフリイ『クリスタル・シンガー(全2巻) 2 キラシャンドラ』）
・そこではいつもアイルランド音楽が演奏されていると聞いたからである。
（出典：ニコル『C・W・ニコルの旅行記』）
・このアルバムは、この日、この場所で演奏された歌と音楽の記録である。
（出典：浜野サトル『新都市音楽ノート』）
類語
・奏楽（そうがく）
意味：音楽をかなでること。また、その音楽。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・奏でる（かなでる）
意味：楽器、特に管弦楽器を演奏する。（出典：デジタル大辞泉）
・プレー
意味：楽器などの演奏。また、演奏すること。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・弾奏（だんそう）
意味：ピアノの類や弦楽器を演奏すること。ひきかなでること。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・吹弾（すいだん）
意味：笛などを吹き、琴などを弾くこと。音楽を奏でること。（出典：デジタル大辞泉）
