滅亡
「人類滅亡」などのように使う「滅亡」という言葉。
「滅亡」は、音読みで「めつぼう」と読みます。
「滅亡」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「滅亡」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
滅亡の意味
「滅亡」には次の意味があります。
・ほろびること。絶えて無くなること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「人類滅亡」で「人類が滅び絶えて、完全に消え去ること」を意味します。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・このまま地球が滅亡してもいいと思うくらいに幸せを感じた瞬間だった。
(出典:熊谷雅人『ネクラ少女は黒魔法で恋をする』)
・俺と小鳥がこのまま帰ったら、人類は同じように滅亡するかも知れない。
(出典:入間人間『電波女と青春男 第7巻』)
・人類が滅亡するとわかっていて時間局としては傍観しているのですか!
(出典:光瀬龍『寛永無明剣』)
・地球は、人間を滅亡させるために、色々な手を打ってきているわけだよ。
(出典:西尾維新『伝説シリーズ 1 悲鳴伝』)
・つまり僕らには、個人の死は考えられても、人類の滅亡は考えられない。
(出典:山之口貘『つまり詩は亡びる』)
類語
・衰弱(すいじゃく)
意味:からだや物の勢いなどがおとろえよわること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・自滅(じめつ)
意味:自分の行動が原因となって、自分が滅びること(出典:精選版 日本国語大辞典)
・全滅(ぜんめつ)
意味:一つも残らずほろびること。また、一つも残さずほろぼすこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・壊滅(かいめつ)
意味:すっかりだめになってしまうこと。組織などが総崩れになること。(出典:デジタル大辞泉)
・衰退(すいたい)
意味:勢いや活力が衰え弱まること(出典:デジタル大辞泉)