湿度
「湿度が高い」などのように使う「湿度」という言葉。
「湿度」は、音読みで「しつど」と読みます。
「湿度」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「湿度」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
湿度の意味
「湿度」には次の意味があります。
・空気中に含まれている水蒸気の割合。(出典:デジタル大辞泉)
「湿度」をわかりやすく言うと「空気の乾湿の程度を表すもの」という意味になります。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・その上に湿度の極端に低いこの地方の大気が非常に多量の水を吸収する。
(出典:ヘディン/岩村忍訳『中央アジア探検記』)
・窓の外はすっかり暗くなり、部屋の湿度も少しさがったように感じられた。
(出典:半村良『魔女伝説』)
・日本のような湿度の多い所では、ネクタイはどう考えても不合理である。
(出典:山口瞳『江分利満氏の華麗な生活』)
・雨の日が増えたわけではないし、湿度が上がったとも感じられない。
(出典:佐竹彬『カクレヒメ 第1巻』)
・中の空気は、外気よりも、温度や湿度が少しずつ高いような気がした。
(出典:今野緒雪『マリア様がみてる 19 イン ライブラリー』)
類語
・水気(みずけ)
意味:物に含まれている水の量。水分。(出典:デジタル大辞泉)
・湿気(しっけ)
意味:物や空気の中に含まれている水分。しめりけ。(出典:デジタル大辞泉)
・水分(すいぶん)
意味:成分として含まれている水の量。みずけ。(出典:デジタル大辞泉)
・多湿(たしつ)
意味:湿気が多いこと。湿度が高いこと。(出典:デジタル大辞泉)
・熱帯夜(ねったいや)
意味:最低気温がセ氏25度以上の夜。20度以上の夜を真夏夜という。(出典:デジタル大辞泉)