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放逐とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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放逐

「規則を破り放逐される」などのように使う「放逐」という言葉。

「放逐」は、音読みで「ほうちく」と読みます。

「放逐」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「放逐」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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放逐の意味

「放逐」には次の意味があります。

・その場所や組織から追い払うこと。追放。(出典:デジタル大辞泉)

「放」の字には「追いやる」、「逐」の字には「追う・追い払う」という意味があります。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・彼は「私」と知りあってから一年足らずのうちに、学校から放逐される。
(出典:村松剛『三島由紀夫の世界』)

・まるで放逐されている人間のように私は生きなければならない。
(出典:ロラン・ロマン『ベートーヴェンの生涯』)

・いな社会は遠からずして君を人間の居住地以外に放逐するであろう。
(出典:夏目漱石『吾輩は猫である』)

・アジアとアフリカとは、すでに遠くの昔に自由を放逐してしまった。
(出典:中野好夫『世界史の十二の出来事』)

・信長はいつ、何を理由に、部下を放逐するかわからぬ人間なのだ。
(出典:三浦綾子『細川ガラシャ夫人』)

類語

追放(ついほう)
意味:追い払うこと。追い出すこと。追逐。(出典:精選版 日本国語大辞典)

駆逐(くちく)
意味:追い払うこと。(出典:デジタル大辞泉)

つま弾き(つまはじき)
意味:ある人を忌みきらって排斥すること。(出典:デジタル大辞泉)

追い払う(おいはらう)
意味:じゃまなものを追い立てて、そこにいないようにする。おっぱらう。(出典:デジタル大辞泉)

村八分(むらはちぶ)
意味:仲間はずれにすること。(出典:デジタル大辞泉)

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