混乱
「混乱を招く」などのように使う「混乱」という言葉。
「混乱」は、音読みで「こんらん」と読みます。
「混乱」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「混乱」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
混乱の意味
「混乱」には次の意味があります。
・物事が入り乱れて秩序をなくすこと。(出典:デジタル大辞泉)
「混乱」をわかりやすく言うと漢字の通り「入り混じって乱れること」という意味になります
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・頭がすっかり混乱してしまったタランは、岩だなをしっかりつかんだ。
(出典:アリグザンダー『(プリデイン物語4)旅人タラン』)
・文化の混乱や思想の混乱が日本で叫ばれ始めたのは、しばらく前からである。
(出典:戸坂潤『日本文化の特殊性』)
・戦闘の混乱は、広い谷間の入口から、はるか遠くの平原にまで広がった。
(出典:R・E・ハワード『征服王コナン』)
・その態度はたちまち市民兵や民衆を尻込みさせ、混乱に陥らせてしまった。
(出典:アレクサンドル・デュマ/横塚光雄訳『黒いチューリップ』)
・混乱期にイノベーション用として解き放たれる天狗・仙人・妖怪。
(出典:大川隆法『秘密の法』)
類語
・崩壊(ほうかい)
意味:くずれてしまうこと。こわれてしまうこと。(出典:デジタル大辞泉)
・当惑(とうわく)
意味:事にあたって、どうしたらいいか途方にくれること。(出典:デジタル大辞泉)
・混沌(こんとん)
意味:すべてが入りまじって区別がつかないさま。(出典:デジタル大辞泉)
・波瀾(はらん)
意味:激しい変化や曲折のあること。(出典:デジタル大辞泉)
・困惑(こんわく)
意味:どうしてよいか判断がつかず迷うこと。(出典:デジタル大辞泉)