消防
「消防と警察」などのように使う「消防」という言葉。
「消防」は、音読みで「しょうぼう」と読みます。
「消防」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「消防」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
消防の意味
「消防」には次の意味があります。
・火事を消し、延焼を防ぎ、また、火災・水害の警戒・予防などをすること。（出典：デジタル大辞泉）
「消防士」や「消防団」を略して「消防」と言う場合もあります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・消防に出陣した人のすべては、まだ一人も退却したものがないようです。
（出典：中里介山『大菩薩峠』）
・記事の最後は『現在警察と消防で出火の原因を調査中』と結ばれている。
（出典：樋口有介『魔女』）
・そして時限供給のPRについて、警察や消防にも最大の協力を依頼した。
（出典：堺屋太一『油断!』）
・消防が来た様子はないから、燃えるままにされていたのかもしれない。
（出典：東野圭吾『幻夜』）
・こんな所まで消防のほうでも調べはすまいが、自分の気が済まなかった。
（出典：赤川次郎『招かれた女』）
・消防の仕事はいち早く火災現場に到着して消火活動を行うだけではない。
（出典：日明恩『埋み火』）
・田舎の青年団の消防訓練に行くくらいにしか考えていないのである。
（出典：田中哲弥『大久保町の決闘』）
・一つは村の消防小屋と相談所とを兼ねた二階建、も一つは村の分教場です。
（出典：宮沢賢治『革トランク』）
