活躍
「第一線で活躍する」などのように使う「活躍」という言葉。
「活躍」は、音読みで「かつやく」と読みます。
「活躍」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「活躍」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
活躍の意味
「活躍」には次の意味があります。
・めざましく活動すること。（出典：デジタル大辞泉）
わかりやすく言えば、「目が覚めるほど素晴らしく活動すること」という意味です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・普段、元気で活躍しているときは、自分のからだを意識することはない。
（出典：上野正彦『死体は生きている』）
・その競技の性質上、九校戦で活躍した選手から軍人の道に進む者は多い。
（出典：佐島勤『魔法科高校の劣等生 3 九校戦編 <上>』）
・わしはおまえの情報網の活躍を興味をもって、また感心して観察してきた。
（出典：E・E・スミス『レンズマン・シリーズ(全7巻) 1 銀河パトロール隊』）
・分析の能力は数学の研究によって、おそらく大いに活躍させられるだろう。
（出典：ポー・エドガー・アラン『モルグ街の殺人事件』）
・三畳の居間を与えられてからというもの、少年の活躍はめざましかった。
（出典：中井英夫『人外境通信』）
類語
・躍動（やくどう）
意味：いきいきと活動すること。（出典：デジタル大辞泉）
・活動（かつどう）
意味：はたらき動くこと。活発に行動すること。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・奔走（ほんそう）
意味：忙しく走り回ること。物事が順調に運ぶようにあちこちかけまわって努力すること。（出典：デジタル大辞泉）
・奮闘（ふんとう）
意味：力いっぱい努力すること。（出典：デジタル大辞泉）
・粉骨砕身（ふんこつさいしん）
意味：力の限り努力すること。一所懸命働くこと。（出典：精選版 日本国語大辞典）
