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フィクションとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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フィクション

「この物語はフィクションです」などのように使う「フィクション」という言葉。

「フィクション」は、英語では「Fiction」と表記します。

「フィクション」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「フィクション」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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フィクションの意味

「フィクション」には次の二つの意味があります。

1 虚構。作りごと。
2 事実によらず、想像で書かれた小説。(出典:精選版 日本国語大辞典)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

フィクションの意味①「虚構。作りごと。」

「フィクション」の一つ目の意味は「虚構。作りごと。」です。

この場合の「フィクション」をわかりやすく言うと、「嘘や作り話」と言う意味になります。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・この作品は半分はフィクションであり、半分は現実に基礎をおいている。
(出典:コレット/石川登志夫訳『青い麦』)

フィクションであるものを自然的と思われるものにするのは習慣の力である。
(出典:三木清『人生論ノート』)

・しかしこの注意書きはフィクションなので頑張った所で何も見えません。
(出典:鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第2巻』)

・しかしこれがフィクションであるという主張は、氏は信じなかったらしい。
(出典:村松剛『三島由紀夫の世界』)

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類語

作り話(つくりばなし)
意味:ないことをいかにも本当らしく作った話。(出典:デジタル大辞泉)

虚構(きょこう)
意味:事実でないことを、本当のことのように仕組むこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

嘘(うそ)
意味:事実でないこと。また、人をだますために言う、事実とは違う言葉。(出典:デジタル大辞泉)

幻(まぼろし)
意味:実在しないものの姿が実在するように見えるもの。(出典:精選版 日本国語大辞典)

フィクションの意味②「事実によらず、想像で書かれた小説。」

「フィクション」の二つ目の意味は「事実によらず、想像で書かれた小説。」です。

この場合の「フィクション」は、「ファンタジー小説などの事実に基づかない小説」を意味します。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・現実がこうとなると、フィクションはよほどの飛躍がなければならない。
(出典:星新一『あれこれ好奇心』)

・そのような事件はフィクション、非現実的な物語の世界にしかありません。
(出典:谷川流『3 涼宮ハルヒの退屈』)

フィクションで大切なのは、まずおもしろいエンターテイニング作品を書くということです。
(出典:アンドレ・ノートン『太陽の女王号・シリーズ(全2巻) 2 恐怖の疫病宇宙船』)

・そんなにもフィクションというものを必要としている人々の存在。
(出典:川島誠『もういちど走り出そう』)

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類語

小説(しょうせつ)
意味:作家の想像力・構想力に基づいて、人間性や社会のすがたなどを、登場人物の思想・心理・性格・言動の描写を通して表現した、散文体の文学。(出典:精選版 日本国語大辞典)

サイエンスフィクション
意味:空想的な世界を科学的仮想に基づいて描いた物語。(出典:デジタル大辞泉)

伝奇小説(でんきしょうせつ)
意味:伝奇的な題材を扱った空想的内容をもつ小説。(出典:デジタル大辞泉)

ファンタジー
意味:空想小説。現実とは別の世界・時代などの舞台設定や,超自然的存在や生命体などといった登場人物の不可思議さに,物語の魅力を求めたもの。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

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