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泰然とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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泰然

「泰然とした態度」などのように使う「泰然」という言葉。

「泰然」は、音読みで「たいぜん」と読みます。

「泰然」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「泰然」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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泰然の意味

「泰然」には次の意味があります。

落ち着いていて物事に驚かないさま。(出典:デジタル大辞泉)

落ち着き払って、少しも物事に動じない様子を言います。
「泰」は「落ち着いている」という意味の漢字です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・車から降りようとはせず、そいつは泰然とシートにもたれ掛かかっている。
(出典:谷川流『涼宮ハルヒの陰謀』)

・その刃をそこで止めてしまったのは、相手があまりに泰然としていたからだ。
(出典:山田風太郎『忍法帖4 忍法八犬伝』)

泰然自若とした足取りで山に分け入っていく背中が見えるような気がした。
(出典:小野不由美『屍鬼(上)』)

泰然として他の何物からも煩らわされるという事がなくなるであろう。
(出典:相馬泰三『田舎医師の子』)

・それまで憎らしいほど泰然としていた若者は、はじめて動揺の色をみせた。
(出典:陳舜臣『秘本三国志 04 (四)』)

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類語

安心立命あんじんりゅうみょう・あんしんりつめい
意味:人力を尽くしてその身を天命に任せ、どんな場合にも動じないこと。(出典:デジタル大辞泉)

神色自若しんしょくじじゃく
意味: 重大事に直面しても少しも顔色を変えず、落ち着いているさま。 (出典:デジタル大辞泉)

悠然ゆうぜん
意味:物事に動ぜず、ゆったりと落ち着いているさま。(出典:デジタル大辞泉)

従容しょうよう
意味:危急の場合にも、慌てて騒いだり焦ったりしないさま。(出典:デジタル大辞泉)

恬然てんぜん
意味:物事にこだわらず平然としているさま。(出典:デジタル大辞泉)

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