スポンサーリンク

法螺吹とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

スポンサーリンク

法螺吹

「とんでもない法螺吹」などのように使う「法螺吹」という言葉。

「法螺吹」は、「ほらふき」と読みます。

「法螺吹」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「法螺吹」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

スポンサーリンク

法螺吹の意味

「法螺吹」には次の意味があります。

おおげさなことをいう人。虚言をいう人。(出典:精選版 日本国語大辞典)

事実でないことを大きく、でたらめに話しを語る人を指します。
そもそも「法螺」は、大きな巻貝に穴を開けて吹き鳴らす道具のことで、見た目以上に大きな音が鳴ります。そこで、大袈裟なことを言うことを「法螺を吹く」と言うようになったという説があります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・あいかわらず、脳たりんのほら吹きが相手だと思っていたにちがいない。
(出典:ドイル/秋田元一訳『豪勇ジェラールの冒険』)

・世の中に何が一番法螺を吹くと云って、新聞ほどの法螺吹きはあるまい。
(出典:夏目漱石『坊っちゃん』)

・きっと、何百年もあとまでこのほら吹き商人の名は語り継がれるだろう。
(出典:支倉凍砂『狼と香辛料XII』)

・ルドガーの見たことのあるどんな法螺吹きも、ここまでの嘘はつかなかった。
(出典:小川一水『風の邦、星の渚 レーズスフェント興亡記』)

・みんなは彼のことを法螺吹きだと考えているようだ。
(出典:開高健『青い月曜日』)

類語

嘘(うそ)
意味:本当でないことを、相手が信じるように伝えることば。事実に反する事柄。人を欺くことば。(出典:精選版 日本国語大辞典)

虚言(きょげん)
意味: 他人をあざむくいつわりの言葉。まごころから言うのではない言葉。(出典:精選版 日本国語大辞典に)

口巧者(くちごうしゃ)
意味:口先のうまいこと。また、その人や、そのさま。口じょうず。(出典:デジタル大辞泉)

出鱈目(でたらめ)
意味:でまかせなこと。思いつくままに勝手なことを言ったり行なったりすること。いいかげんであること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

空念仏(からねんぶつ)
意味:実行が伴わない、口先だけの表面だけは立派な主張。(出典:精選版 日本国語大辞典)

タイトルとURLをコピーしました