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水魚の交わりとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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水魚の交わり

「水魚の交わりの2人」などのように使う「水魚の交わり」という言葉。

「水魚の交わり」は、音読みで「すいぎょのまじわり」と読みます。

「水魚の交わり」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「水魚の交わり」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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水魚の交わりの意味

「水魚の交わり」には次の意味があります。

水と魚との切り離せない関係のような、非常に親密な交友。(出典:デジタル大辞泉)

水と魚というのは切っても切り離せない関係です。そのことから大変仲のいい状態のことを言います。

具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・通之進や東吾の亡父とは水魚の交わりとでもいった間柄で、まだ若くして父親を失った神林家の兄弟に対しては、どの親類も及ばぬほどの肩入れをしてくれた。
(出典:平岩弓枝『御宿かわせみ 5 幽霊殺し』)

・なにしろ水魚すいぎよの交わりを結んだ男である。
(出典:酒見賢一『泣き虫弱虫諸葛孔明 第弐部』)

・国王はクトル・マーゴスとトルネドラ両国が水魚の交わりを結ぶことをせつに願っております。
(出典:エディングス『ベルガリアード物語2 蛇神の女王』)

・天皇はそれを決して口にだすことをしなかったが、はたのものの眼には、いつか天皇と鈴木の呼吸が絶妙なくらいまで合致していると感じられ、これぞ〝水魚の交わり〟かとうらやましく眺められた。のちに天皇はいった。
(出典:半藤一利『聖断 天皇と鈴木貫太郎』)

・正信は、幕府年寄衆の一人であったが、四歳年下の将軍家康とは君臣ながら水魚の交わりといわれ、腹心中の腹心と目されている。
(出典:堀和久『春日局』)

類語

懇親(こんしん)
意味:親しみ合うこと。交際を厚くすること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

親密(しんみつ)
意味:非常に親しいこと。きわめて仲のよいこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

懇意(こんい)
意味:親しく交際していること。仲よくつきあうこと。(出典:デジタル大辞泉)

高誼(こうぎ)
意味:並々ならぬ深い思いやり。(出典:デジタル大辞泉)

親善(しんぜん)
意味:親しんで仲よくすること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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