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気忙しいとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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気忙しい

「気忙しい人だ」などのように使う「気忙しい」という言葉。

「気忙しい」は、音読みで「きぜわしい」と読みます。

「気忙しい」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「気忙しい」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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気忙しいの意味

「気忙しい」には次の意味があります。

あれこれと気持ちがせかれて、落ち着いていられない。きぜわしない。(出典:デジタル大辞泉)

気持ちばかりが先走り落ち着けない様を意味します。また、せっかちな様子を表すときにも使われています。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・彼女は病室の静寂の向こう側に、病院の持つ独特の気忙きぜわしさを見つけた。
(出典:中井拓志『アリス Alice in the right hemisphere』)

・掻き終えて、話を再開するのかなと思いきや、また気忙しく掻き始めた。
(出典:万城目学『鹿男あをによし』)

気忙きぜわしく煙草をふかし、こめかみのあたりを揉もむようにして話している。
(出典:岡島二人『そして扉が閉ざされた』 )

・窓ぎわまで延びた街路樹の葉が、夏の風を受けて気忙きぜわしく揺れている。
(出典:渡辺淳一『ひとひらの雪(上)』)

・だのに、もう半年も前から、こんな気忙きぜはしい状態がつゞいてゐるやうに思はれた。
(出典:田畑修一郎『医師高間房一氏』)

類語

忙しい(いそがしい)
意味:せかせかして落ち着かない。せわしない。(出典:デジタル大辞泉)

多忙(たぼう)
意味:非常に忙しいこと。仕事が多くて忙しいこと。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

そわそわしい
意味:そわそわとしている。落ち着かない様子である。(出典:精選版 日本国語大辞典)

辛気臭い(しんきくさい)
意味:思うようにならず、いらいらするさま。また、気がめいるさま。(出典:デジタル大辞泉)

心急く(こころせく)
意味:心がいらだつ。もどかしく思う。あせって落ち着かない。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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