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民度とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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民度

「あの国は民度が高い」などのように使う「民度」という言葉。

「民度」は、音読みで「みんど」と読みます。

「民度」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「民度」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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民度の意味

「民度」には次の意味があります。

国民や住民の生活程度、また、経済力や文明の進歩の程度。(出典:デジタル大辞泉)

「民度」という言葉をわかりやすく言うと、「ある集団の知的水準、教育水準、文化水準、マナー、行動様式などの成熟度」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・たしかに、地方に行けば民度は低いといわれるし、ぼくもそう感じた面はある。
(出典:眉村卓『不定期エスパー1』)

・そういう民度の段階だから、ジャングル頭の多いのも怪しむに足らない。
(出典:豊島与志雄『ジャングル頭』)

・返還後三十年近くを使っても経済的に立ち上がれないのは民度が低いからに他ならない。
(出典:池上永一『レキオス』)

・そして、その国民の民度を高めることこそが学校の役割であり、教育の目的だ、というのである。
(出典:松本健一『われに万古の心あり』)

・だが、鉄道を理解できていない、いわば日本人の民度の低さは、こうした場面で、いっそう際立って表現されるのかも知れなかった
(出典:橋本克彦『日本鉄道物語』)

類語

生活水準(せいかつすいじゅん)
意味:ある国民階層などが示す消費生活の程度。(出典:デジタル大辞泉)

民風(みんぷう)
意味:一般民衆の風習。民間の風俗。(出典:デジタル大辞泉)

文明(ぶんめい)
意味:人知が進んで世の中が開け、精神的、物質的に生活が豊かになった状態。特に、宗教・道徳・学問・芸術などの精神的な文化に対して、技術・機械の発達や社会制度の整備などによる経済的・物質的文化をさす。(出典:デジタル大辞泉)

文化(ぶんか)
意味:人間の生活様式の全体。人類がみずからの手で築き上げてきた有形・無形の成果の総体。それぞれの民族・地域・社会に固有の文化があり、学習によって伝習されるとともに、相互の交流によって発展してきた。カルチュア。(出典:デジタル大辞泉)

人知(じんち)
意味:人間の知恵。人間の知能。(出典:デジタル大辞泉)

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