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比喩とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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比喩

「比喩表現」などのように使う「比喩」という言葉。

「比喩」は、音読みで「ひゆ」と読みます。

「比喩」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「比喩」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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比喩の意味

「比喩」には次の意味があります。

ある物事を、類似または関係する他の物事を借りて表現すること。たとえ。(出典:デジタル大辞泉)

「彼女は女神のように美しい」や「野良犬のように薄汚れた男」などの表現が比喩です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・この人はどういう意味で言っているのだろう、なにかの比喩なのだろうか。(出典:小林めぐみ『ねこのめ 第2巻 羅針盤の夢』)

・ヴァージンの女の子などという比喩は、意味をなさなくなってしまった。
(出典:川島誠『もういちど走り出そう』)

・彼は「空間」という比喩をしばしば用いた。
(出典:永井均『ウィトゲンシュタイン入門』)

・虫と呼ばれるが、これは比喩であって、むろん昆虫のことではない。
(出典:荒俣宏『帝都物語4』)

・真実ではなく、何かの比喩であろうが、非常に気にかかる言い方である。(出典:鈴木光司『ループ』)

・雲のイメージは彼女の内面の比喩でも象徴でさえもない、と私は感じた。
(出典:日野啓三『聖岩 Holy Rock』)

・わかりやすくてやけに具体的な比喩も、その一環ということでいいです。
(出典:西尾維新『物語シリーズ 10 囮物語』)

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類語

譬えたとえ
意味:別の物事を借りて言い表す。たとえる。(出典:デジタル大辞泉)

象徴しょうちょう
意味:抽象的な思想・観念・事物などを、具体的な事物によって理解しやすい形で表すこと。また、その表現に用いられたもの。シンボル。(出典:デジタル大辞泉)

暗喩あんゆ
意味:修辞法の一種。事物をたとえていう場合に「…のようだ」「…の如し」「…に似たり」などの語を使わないで、直接にたとえるものと、たとえられるものを結びつける比喩法。(出典:精選版 日本国語大辞典)

明喩めいゆ
意味:あきらかなたとえ。はっきりそれとわかるたとえ。(出典:精選版 日本国語大辞典)

メタファー
意味:る名辞の元の概念から、よく似てはいるが別の概念に変えて、その名辞を使う比喩的表現。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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