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殺気とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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殺気

「殺気に満ちた目線」などのように使う「殺気」という言葉。

「殺気」は、音読みで「さっき」と読みます。

「殺気」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「殺気」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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殺気の意味

「殺気」には次の意味があります。

人を殺そうとする気配。激しい憎悪・敵意に満ちた、不穏な空気・気配。(出典:デジタル大辞泉)

人を殺そうとするはりつめた荒々しい気配を指して用いる言葉です。
他にも草木を枯らす寒冷の気、秋冬の寒気を指すこともあります。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・そこには、さっきまで満ちていた殺気がまるでなくなってしまっている。
(出典:奈須きのこ『月姫 白日の碧(シエル・トゥルーエンド)』)

・ぼく自身の殺気の反映とは思えない、異様な雰囲気にぼくは圧倒される。
(出典:神林長平『七胴落とし』)

・女たちは心配そうであり、男たちの顔には殺気が燃えて来たようであった。
(出典:山田風太郎『幻燈辻馬車(下)』)

・ほんのいままでの殺気横溢した表情とは別人のようにんだ顔であった。
(出典:山田風太郎『忍法封印いま破る』)

・両手の塞がった君が今も無事なのは、僕の殺気を連中が感じているからさ。
(出典:服部まゆみ『一八八八 切り裂きジャック』)

類語

気迫(きはく)
意味:力強く立ち向かってゆく精神力。(出典:デジタル大辞泉)

鬼気(きき)
意味: 身のけのよだつような、恐ろしいぶきみな感じ。(出典:精選版 日本国語大辞典)

殺伐(さつばつ)
意味:人を殺そうとするような荒々しさが満ちているさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

凄味(すごみ)
意味:ぞっとするほどの恐ろしさや迫力。(出典:精選版 日本国語大辞典)

威圧(いあつ)
意味:威光や威力で、相手をおさえつけること。(出典:デジタル大辞泉)

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