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殊にとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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殊に

「殊に目立つところ」などのように使う「殊に」という言葉。

「殊に」は、訓読みで「ことに」と読みます。

「殊に」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「殊に」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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殊にの意味

「殊に」には次の意味があります。

とりわけ。(出典:デジタル大辞泉)

わかりやすく言えば「特に」という意味です。
「殊に○○」などのように副詞として使います。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・どんな花にも同じような粉があるが、殊に百合の花にはそれが沢山ある。
(出典:ファーブル・ジャン・アンリ『科学の不思議』)

殊に目立つのはその大きい爪で、さながら雪のように白く光っていた。
(出典:岡本綺堂『中国怪奇小説集』)

殊に徳川時代に入っていよいよ盛になったのは誰も知る通りである。
(出典:岡本綺堂『かたき討雑感』)

殊に夏の初めであるから、森の青葉は昼でも薄暗いほどに茂っていた。
(出典:岡本綺堂『二階から』)

殊に今夜はひどく疲れているのであるが、なんだか眼がさえて寝つかれなかった。
(出典:岡本綺堂『くろん坊』)

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類語

別段(べつだん)
意味:(あとに打消しの語を伴って用いる)特にとりたてて言うほどではないさま。とりわけ。(出典:デジタル大辞泉)

就中(なかんずく)
意味:その中でも。とりわけ。(出典:デジタル大辞泉)

特に(とくに)
意味:ことに。ことさらに。特別に。(出典:精選版 日本国語大辞典)

特別(とくべつ)
意味:物事の状態、性質などの度合が普通よりはなはだしい意を表わす。とりたてて。とりわけ。特に。(出典:精選版 日本国語大辞典)

とりわけ
意味:特に。ことに。とりわけて。(出典:デジタル大辞泉)

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