死傷者
「多数の死傷者」などのように使う「死傷者」という言葉。
「死傷者」は、音読みで「ししょうしゃ」と読みます。
「死傷者」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「死傷者」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
死傷者の意味
「死傷者」には次の意味があります。
・死んだ人と負傷した人。(出典:デジタル大辞泉)
「多数の死傷者」は「多数の死んだ人と負傷した人」という意味です。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・私が不思議なのは、彼らが死傷者を出さないように留意していることだ。
(出典:五十嵐貴久『TVJ』)
・それよりもこの戦闘における死傷者百五十人という代償の方が高かった。
(出典:新田次郎『武田勝頼(二)』)
・ほとんど死傷者が出なかったせいか、新聞の扱いも控えめなものだった。
(出典:賀東招二『フルメタル・パニック!6 踊るベリー・メリー・クリスマス』)
・ただし、ここで気を抜けば、これからさらに死傷者がでるかもしれない。
(出典:R・エイヴァリー『コンラッド消耗部隊(全4巻) 2 タンタロスの輪』)
・第二に、この襲撃で、飛び島側はいつにないほどの多数の死傷者を出した。
(出典:フィリップ・J・ファーマー『階層宇宙シリーズ 2 異世界の門』)
類語
・故人(こじん)
意味:死んだ人。(出典:デジタル大辞泉)
・死者(ししゃ)
意味:死んだ人。死人。(出典:デジタル大辞泉)
・死亡者(しぼうしゃ)
意味:死亡した人。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・亡き者(なきもの)
意味:死んでこの世にいない者。死者。死人。(出典:デジタル大辞泉)
・犠牲者(ぎせいしゃ)
意味:事件や事故により、生命を失うなどの重大な損害を受けた人。(出典:デジタル大辞泉)