橋
「橋を掛ける」などのように使う「橋」という言葉。
「橋」は、訓読みで「はし」と読みます。
「橋」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「橋」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
橋の意味
「橋」には次の意味があります。
・道路・鉄道・水路などを、川や谷、また他の交通路の上などに通す際、その通路としてかける構築物。(出典:デジタル大辞泉)
主に川や谷の上を、人や車が移動できるように作られた構造物のことをいいます。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・僕はこの橋の名前は勿論、この橋の出来る話も聞いたことはなかつた。
(出典:芥川竜之介 『本所両国』)
・これを橋の上から眺めているのは私だけではございませんでした。
(出典:上村松園 『京の夏景色』)
・面影橋と云う橋の名はどうして出たかと聞かれた事もございました。
(出典:小泉節子 『思い出の記』)
・我々は変った橋をいくつか渡り、最も特徴のある門構えをいくつか通った。
(出典:モース エドワード シルヴェスター 『日本その日その日』)
・橋の上から駅の方を見たが、すでにクラスメートたちの姿はなかった。
(出典:栗林元 『自転車の夏』)
類語
・橋梁(きょうりょう)
意味:河川・渓谷・運河などの上に架け渡し、道路・鉄道などを通す構築物。橋。(出典:デジタル大辞泉)
・ブリッジ
意味:橋・橋梁。(出典:デジタル大辞泉)
・丸木橋(まるきばし)
意味:丸木を渡しただけで橋としたもの。まろきばし。(出典:デジタル大辞泉)
・釣橋(つりばし)
意味:下部に橋脚がなく、両岸から張り渡したケーブルで橋床をつり下げた形の橋。(出典:デジタル大辞泉)
・桟橋(さんばし)
意味:船を横づけにして、人の乗り降りや貨物の積みおろしなどができるように、岸から水上に突き出して造った構築物。(出典:デジタル大辞泉)