集中
「集中力を養う」などのように使う「集中」という言葉。
「集中」は、音読みで「しゅうちゅう」と読みます。
「集中」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「集中」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
集中の意味
「集中」には次の意味があります。
・1か所に集めること。また、集まること。（出典：デジタル大辞泉）
物事や意識などをひとつのところに集めることを言います。
「集中力」で「ひとつのことに意識を集める力」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・兵力を集中せよとの命令を受けていた。
（出典：ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』）
・本来なら食事中の話題はそのことに集中するはずだが、そうではなかった。
（出典：R・エイヴァリー『コンラッド消耗部隊(全4巻) 4 アルゴスの有毒世界』）
・船に注意を集中していて、うしろのほうには気をくばっていない。
（出典：アンドレ・ノートン『太陽の女王号・シリーズ(全2巻) 1 大宇宙の墓場』）
・集中的に仕事をするためには、むしろそのほうが都合がよかった。
（出典：森村誠一『精神分析殺人事件』）
・幼い子どもは大人に比べて集中力が続かないものだと思われている。
（出典：齋藤孝『「できる人」はどこがちがうのか』）
・これほどの集中攻撃を受けてもまだ倒れずに耐え続けている。
（出典：川原礫『アクセル・ワールド 第2巻 -紅の暴風姫』）
・今度の短期集中連載には、まったく失望した。
（出典：小松左京『題未定 怪奇SF』）
・やがてそれぞれに深い精神集中状態に入り、全く身動きしなくなった。
（出典：J・ブリッシュ『スター・トレックTV版(全12巻) 10 最後〔オメガ〕の栄光』）
