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検分とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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検分

「じっくりと検分する」などのように使う「検分」という言葉。

「検分」は、音読みで「けんぶん」と読みます。

「検分」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「検分」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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検分の意味

「検分」には次の意味があります。

実際に立ち会って検査すること。調べ見届けること。(出典:デジタル大辞泉)

「検分」には「見分」と同じ意味の「外見や見てくれ」という意味もありますが、上記の意味で使われることが多いです。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ところが行ってみると足跡検分の邪魔者は私一人でないことがわかった。
(出典:江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編2 本格推理II』)

・二週目に入って、彼らは死体と共に発見された所持品の検分にかかった。
(出典:ホーガン『星を継ぐもの』)

・私が検分を終えた時には、もう娘にはおどおどした様子がなくなっていた。
(出典:ハメット/田中融二訳『死刑は一回でたくさん』)

・客が案内された部屋を検分しているあいだに、荷物がはこびこまれてきた。
(出典:ゴーゴリ/工藤精一郎訳『死せる魂』)

・忠行たちが志摩で化け物船の検分を行なった日より三、四日過ぎている。
(出典:高橋克彦『紅蓮鬼』)

類語

視察(しさつ)
意味:実際にその場に出かけて行って状況を見きわめること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

査察(ささつ)
意味:状況や実情を見たり調査したりすること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

検視(けんし)
意味:事実を明らかにするために、事件の現場などをくわしく調査すること。(出典:デジタル大辞泉)

巡察(じゅんさつ)
意味:見回って事情を調査すること。(出典:デジタル大辞泉)

検見(けんみ)
意味:物事を実際に検査すること。(出典:デジタル大辞泉)

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