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栄枯盛衰とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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栄枯盛衰

「栄枯盛衰は世の掟」などのように使う「栄枯盛衰」という言葉。

「栄枯盛衰」は、音読みで「えいこせいすい」と読みます。

「栄枯盛衰」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「栄枯盛衰」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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栄枯盛衰の意味

「栄枯盛衰」には次の意味があります。

・栄えたり衰えたりすること(出典:デジタル大辞泉)

浮き沈みは世の常であり、組織・企業・国家も含めて勢いがある期間もあれば、落ちて沈んで行くこともあるという意味です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・現代の諸産業はすべてその上に立って栄枯盛衰をむかえているのである。旧をすて新を取ることに一刻のゆうよをしても直ちに敗者になるのは当然のことである。
(出典:坂口謹一郎『古酒新酒』)

・この慈悲的の心、すなわちその思い遣りの心を私は何んで養い得たか、私はわが愛する草木でこれを培うた。また私は草木の栄枯盛衰を観て人生なるものを解し得たと自信している。
(出典:牧野富太郎『牧野富太郎自叙伝』)

・あるビール会社の幹部がそっと教えてくれた。とにかくパブの栄枯盛衰は主人の腕にありということになる。実際、主人が病気で店に出られなくなると、途端に売上げが落ちるという。
(出典:河村幹夫『われらロンドン・シャーロッキアン』)

・若いホステスはまだ呑気だった。古くからいる女たちは、感慨をこめて男たちの栄枯盛衰ぶりを語りあっていた。
(出典:阿部牧郎『誘惑街の女たち』)

・運命が支配するのはこの世の栄枯盛衰であって、自然が与える目鼻立ちや人柄じゃないわ。
(出典:シェイクスピア/松岡和子訳『お気に召すまま』)

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類語

・不安定(ふあんてい)
意味:安定しないこと。状態が一定していないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

・邯鄲の夢(かんたんのゆめ)
意味:人の世の栄枯盛衰のはかないことのたとえ。(出典:デジタル大辞泉)

・起伏(きふく)
意味:盛んになったり衰えたり、さまざまな変化があること。(出典:デジタル大辞泉)

・変化(へんか)
意味:ある状態や性質などが他の状態や性質に変わること。(出典:デジタル大辞泉)

・可変(かへん)
意味:変えることができること。また、変わることができること。(出典:デジタル大辞泉)

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