枚数
「プリントの枚数を数える」などのように使う「枚数」という言葉。
「枚数」は、音読みで「まいすう」と読みます。
「枚数」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「枚数」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
枚数の意味
「枚数」には次の意味があります。
・紙や板など「枚」の単位でかぞえられるものの数。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「枚数」とは、紙やお皿や板など、平らなものを数えるときに使う数の単位のことです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・さらに出席の返信枚数から実際に会へ出席する者が何十名かを推定する。
(出典:吉村昭『一家の主』)
・約束の期間は三ヵ月なので、相当の枚数を用意しなければならなかった。
(出典:開高健『パニック・裸の王様』)
・手紙に枚数の制限があるという説があるので、今日はこれで筆をおきます。
(出典:岸田国士『あるニュウ・フェイスへの手紙』)
・原稿の枚数なんて当てて何になるの、と自分に向けた嘲笑ちようしようのように見えた。
(出典:霞流一『フォックスの死劇』)
・問題は、ビデオ・カメラで撮影できる写真の枚数が百枚弱であることだ。
(出典:富野由悠季『Zガンダム 星を継ぐ者』)
類語
・数(かず)
意味:個々の事物が、全体または一定の範囲で、いくつ(何回)あるかということを表すもの。数量。(出典:デジタル大辞泉)
・単位(たんい)
意味:ものの量をはかるための基準として定められた量。(出典:デジタル大辞泉)
・数量(すうりょう)
意味:個数と分量。かずとかさ。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・量(りょう)
意味:測定の対象となり、大小の比較が可能なもの。質量・長さ・時間・個数など。また、測定して得られる数値や限度。(出典:デジタル大辞泉)
・値(あたい)
意味:数の大きさ。(出典:デジタル大辞泉)