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朝霧とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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朝霧

「深い朝霧」などのように使う「朝霧」という言葉。

「朝霧」は、訓読みで「あさぎり」と読みます。

「朝霧」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「朝霧」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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朝霧の意味

「朝霧」には次の意味があります。

朝方に立つ霧。(出典:デジタル大辞泉)

朝に立つ霧のことで、夕方に立つ霧は「夕霧」と呼びます。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・それから私は学校の連中と一緒に成ったが、朝霧は次第に晴れて行った。
(出典:島崎藤村『千曲川のスケッチ』)

・ところが残念ながら窓の外には朝霧がたちこめているばかりであった。
(出典:カフカ/高橋義孝訳『変身』)

朝霧のせいで、平原全体は見渡せないが、どこも同じようなものだろう。
(出典:白井信隆『飛剣術士 アグリー -非恋- (電撃hp09)』)

・雪はあるのに市来知の町は、遠からぬ春を思わせる朝霧にけぶっていた。
(出典:山田風太郎『地の果ての獄(下)』)

・薄い朝霧をこめて黒ぐろと繁り、遠いかなたは谷峡の奥へと消えている。
(出典:山本周五郎『おばな沢』)

・すると森のような梢から三四十羽の鷺が朝霧の中に飛び出します。
(出典:岡本かの子『生々流転』)

・額に脂汗を浮かべながら、朝霧は美由紀に顔を近づけてささやいてきた。
(出典:松岡圭祐『千里眼 The Start』)

・陽はうらうらと雲を越えて、朝霧はまだ紫ばんだまま大陸によどんでいた。
(出典:吉川英治『三国志』)

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