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暴徒とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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暴徒

「この街に暴徒がいるとは思わなかった」などのように使う「暴徒」という言葉。

「暴徒」は、音読みで「ぼうと」と読みます。

「暴徒」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「暴徒」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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暴徒の意味

「暴徒」には次の意味があります。

徒党を組んで乱暴をはたらく者。暴動を起こした者ども。(出典:デジタル大辞泉)

「徒」という漢字には「なかま」という意味があり、暴れている1人に対してではなく、複数人いる場合に使われます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・背後の壁がなくなったので、暴徒はあらゆる方面から彼に襲いかかった。
(出典:カヴァン『氷』)

・彼はいかにも商人らしく打ち毀しの最中に暴徒と取引をしたのであった。
(出典:新田次郎『槍ヶ岳開山』)

暴徒どもは首領のまわりに集まっていたが、急に馬からおりはじめた。
(出典:プーシキン/高橋包子訳『スペードの女王・大尉の娘』)

・高橋蔵相を襲撃した暴徒が、宮城へ攻めこんでくるのではなかったのか?
(出典:荒俣宏『帝都物語3』)

・宮殿の衛兵が、暴徒を少なくとも一時的に押えているのだなと判断した。
(出典:バローズ『火星シリーズ7 火星の秘密兵器』)

類語

暴れ者(あばれもの)
意味:乱暴な行動をする人。(出典:デジタル大辞泉)

荒くれ者(あらくれもの)
意味:気性が荒く、振る舞いの乱暴な者。(出典:デジタル大辞泉)

暴力団(ぼうりょくだん)
意味:暴力や脅迫などによって、私的な目的を達成しようとする反社会的な行動集団。(出典:デジタル大辞泉)

賊徒(ぞくと)
意味:朝廷や政府に反逆する者ども。(出典:デジタル大辞泉)

凶徒(きょうと)
意味:殺人・謀反などの悪行を働く者。(出典:デジタル大辞泉)

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