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暗礁に乗り上げるとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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暗礁に乗り上げる

「結婚式間近で暗礁に乗り上げる」などのように使う「暗礁に乗り上げる」という言葉。

「暗礁に乗り上げる」は、「あんしょうにのりあげる」と読みます。

「暗礁に乗り上げる」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「暗礁に乗り上げる」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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暗礁に乗り上げるの意味

「暗礁に乗り上げる」には次の意味があります。

思わぬ障害が出てきて物事の進行が阻まれる。(出典:デジタル大辞泉)

航海中の船が、暗礁に乗り上げることで動けなくなることからきている慣用句です。
思いがけない障害や困難に当たった場合に使われます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ここまでで、私たちの推理は暗礁に乗り上げてしまったわけだった。
(出典:綾辻行人『暗黒館の殺人(下)』)

・深刻な表情の男が出てきて、米ソ核軍縮交渉が暗礁に乗り上げたと伝えた。
(出典:菊地秀行『トレジャー・ハンター4 エイリアン黙示録』)

・泰田が犯人でないならば、全ては完全に暗礁に乗り上げてしまったと言っていい。
(出典:小野不由美『黒祠の島』)

・大きな船を暗礁に乗り上げさせもすれば、人間を殺しもします。
(出典:モーパッサン/榊原晃三訳『モーパッサン怪奇傑作集』)

・交渉が暗礁に乗り上げると、国同士はすぐにキレて、戦争に突入した。
(出典:橋本治『二十世紀(上)』)

類語

頓挫(とんざ)
意味:計画や事業などが途中で遂行できなくなること。(出典:デジタル大辞泉)

挫折(ざせつ)
意味:仕事や計画などが、中途で失敗しだめになること。(出典:デジタル大辞泉)

立ち往生(たちおうじょう)
意味:途中で止まったまま、進みも退きもできなくなること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

壁に突き当たる(かべにつきあたる)
意味:それ以上進むのが困難な状況になる。(出典:デジタル大辞泉)

蹉跌(さてつ)
意味:物事がうまく進まず、しくじること。(出典:デジタル大辞泉)

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