時給
「時給の良いバイトを探す」などのように使う「時給」という言葉。
「時給」は、音読みで「じきゅう」と読みます。
「時給」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「時給」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
時給の意味
「時給」には次の意味があります。
・一時間単位で支給される給料。時間給。(出典:精選版 日本国語大辞典)
時給とは一時間当たりの労働に対して支払われる給料のことです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・朝の十時から夜九時頃まで打ち続けるわけだから、時給にしたら六百円。
(出典:石田衣良『波のうえの魔術師』)
・いまさらおれたちに、時給八百円のバイトでも探せっていうのかよ、と。
(出典:垣根涼介『ヒート アイランド』)
・おそろしく高い時給をとったが、確かに子どもの扱いは慣れている。
(出典:林真理子『ロストワールド』)
・また、貯める額の大きさから、時給のいいバイトを特にねだったと言う。
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 5 目明し編』)
・「時給三千三百円やぞ」コーヒーカップを持ち上げながら桐原はいった。
(出典:東野圭吾『白夜行』)
類語
・時間給(じかんきゅう)
意味:仕事をした時間数によって支給される賃金。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・賃金(ちんぎん)
意味:労働の対価として労働者に支払われる金銭。(出典:デジタル大辞泉)
・給料(きゅうりょう)
意味:労働者・使用人などに対して、雇い主が支払う報酬。(出典:デジタル大辞泉)
・報酬(ほうしゅう)
意味:労力・尽力や物の使用などに対する謝礼の金銭や物品。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・日給(にっきゅう)
意味:一日を単位として定めた給料。(出典:精選版 日本国語大辞典)