時系列
「時系列的に判断」などのように使う「時系列」という言葉。
「時系列」は、音読みで「じけいれつ」と読みます。
「時系列」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「時系列」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
時系列の意味
「時系列」には次の意味があります。
・時間の経過に応じて分布している変量の系列。(出典:百科辞典マイペディア)
時間が経過すると変化する値の流れを継続してみていくことを言います。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・一瞬彼女は、自分の頭脳が時系列的な判断を乱したのかと思った。
(出典:吉村達也『お見合い』)
・時系列が混乱しているのは、これが〈夢で見た遥かな過去の情景〉だからだ。
(出典:川原礫『アクセル・ワールド 第11巻 -超硬の狼』)
・認識が時系列に沿って並ばぬ以上、経験が発生しないのは道理だ。
(出典:清野静『時載りリンネ!1 はじまりの本』)
・時系列に沿った伝記も、すでに自伝が五冊もある以上、必要とは思えなかった。
(出典:足立倫行『妖怪と歩く ドキュメント・水木しげる』)
・時系列において真と言えるのは現在だけだ。
(出典:西尾維新『刀語(全12巻) 刀語 12 第柔 二話 炎刀・銃』)
・新潟県と越山会の数字をもとに地区別・時系列別に田中の得票率を計算したものである。
(出典:水木楊『田中角栄 その巨善と巨悪』)
・だがその辺りの時系列は詳細不明で、結婚式も挙げていない。
(出典:川原礫『アクセル・ワールド 第8巻 -運命の連星』)
・今彼女は、ある企業の時系列調査を担当している。
(出典:沖藤典子『転勤族の妻たち』)