既読
「LINEメッセージに既読がつく」などのように使う「既読」という言葉。
「既読」は、音読みで「きどく」と読みます。
「既読」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「既読」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
既読の意味
「既読」には次の意味があります。
・すでに読んでいること。もう読んであること。(出典:デジタル大辞泉)
「LINEメッセージに既読がつく」という文で、「このLINEメッセージは、既に読んでいる。あるいは読まれている。」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・そのため既読の方にも、なんともお買い得な仕様になっています。
(出典:時雨沢恵一『キノの旅 第1巻』)
・本当にいろんな楽しみ方ができる本なので、既読の方も、この機にぜひ読み返してみてください。
(出典:野村美月『文学少女シリーズ(全16巻) 5 “文学少女”と慟哭の巡礼者』)
・雑誌を既読の皆様にも、もう一度楽しんで頂ければ幸いです。
(出典:雪乃紗衣『彩雲国物語 外伝 2 藍より出でて青』)
・身の丈に合わない読書自慢は、相手が既読だったときのダメージが半端じゃないです。
(出典:西尾維新『物語シリーズ 新聞広告全集(下)』)
・置ける分量は限られているため、当然既読本をのけて場所を確保することになるが、それでも新規に増えた書物を収納するだけのスペースはこの家にはない。
(出典:清野静『時載りリンネ!2 時のゆりかご』)
類語
・未読(みどく)
意味:まだ読んでいないこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・読破(どくは)
意味:難解な書物や大部の書物を終わりまで読み通すこと。(出典:デジタル大辞泉)
・読了(どくりょう)
意味:読み終わること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・既読スルー(きどくスルー)
意味:無料音声通話・メッセージアプリLINEにおいて、メッセージが読まれているにもかかわらず、相手から返信がない状態を指す言葉。(出典:知恵蔵mini)
・既読無視(きどくむし)
意味:既読スルー(出典:デジタル大辞泉)