旅行
「海外旅行」などのように使う「旅行」という言葉。
「旅行」は、音読みで「りょこう」と読みます。
「旅行」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「旅行」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
旅行の意味
「旅行」には次の意味があります。
・旅に出ること。視察、観光、保養、あるいは社寺参拝などの目的でよその土地へでかけて行くこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「旅行」をわかりやすく言うと「家を離れて何かの目的で他の土地に旅に行くこと」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・我々の馬は彼等と旅行しなれていたので、それ等の臭を認識したのである。
(出典:モース・エドワード・シルヴェスター『日本その日その日』)
・彼はわたしの元気のないのを見、旅行に出ることを勧めたりした。
(出典:芥川竜之介『夢』)
・それは、叔父さんの或るお友達が、その旅行中に集めて来たものです。
(出典:ファーブル・ジャン・アンリ『科学の不思議』)
・旅行馴れない旅人に見る一々の山の名前が気になるやうなものだつた。
(出典:坂口安吾『吹雪物語』)
・僕が講演旅行へ出かけたのは今度里見弴君と北海道へ行つたのが始めてだ。
(出典:芥川竜之介『講演軍記』)
類語
・旅(たび)
意味:住む土地を離れて、一時、他の離れた土地にいること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・観光(かんこう)
意味:他の国や地方の風景・史跡・風物などを見物すること。(出典:デジタル大辞泉)
・行楽(こうらく)
意味:山野などに行って遊び楽しむこと。(出典:デジタル大辞泉)
・レジャー
意味:仕事などから解放された自由な時間。余暇。また、それを利用してする娯楽や行楽。(出典:デジタル大辞泉)
・遠出(とおで)
意味:遠い所まで出掛けること。遠方に行くこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)