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新生とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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新生

「新生チームを結成」などのように使う「新生」という言葉。

「新生」は、読みで「しんせい」と読みます。

「新生」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「新生」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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新生の意味

「新生」には次の二つの意味があります。

1 新しく生まれること。生まれたばかり。
2 生まれ変わった気持で新しい生活にはいること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

新生の意味①「新しく生まれること。生まれたばかり。」

「新生」の一つ目の意味は「新しく生まれること。生まれたばかり。」です。

「新生」という漢字の通り、「新しく生まれる」という意味で使われます。
「新生チームを結成」であれば、「新しいチームを結成した」という意味です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・何年か前には、破綻したあとを整理して新生した銀行の名前にも使われた。
(出典:阿辻哲次『漢字のなりたち物語』)

・そしてこの第十七回目の大爆発が、新生火山の最後を飾るものとなった。
(出典:新田次郎『昭和新山』)

・目撃者がいないはずはないから、おそらく新生委員会の情報操作だろう。
(出典:大迫純一『ゾアハンター 3 復讐のエムブリオ』)

・ことが収まった後、この男が旗揚げすればスメルナ帝国の新生は始まる。
(出典:児玉ヒロキ『イット』)

類語

誕生(たんじょう)
意味:物事や状態が新しくできること。(出典:デジタル大辞泉)

生誕(せいたん)
意味:人が生まれること。(出典:デジタル大辞泉)

生まれる(うまれる)
意味:新しく作り出されて、世に出る。(出典:デジタル大辞泉)

発生(はっせい)
意味:物事が起こること。(出典:デジタル大辞泉)

新生の意味②「生まれ変わった気持で新しい生活にはいること。」

「新生」の二つ目の意味は「生まれ変わった気持で新しい生活にはいること。」です。

「第2の人生を歩み始める」のような意味で使われることが多く、生まれ変わって新しい人生を歩むことをいいます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・あれだけ弱っていた心臓は、まるで新生したかのように激しく活動する。
(出典:奈須きのこ『月姫 日向の夢(琥珀・トゥルーエンド)』)

・だがそうした中からイタリアは新生を目指して立ち上がったのである。
(出典:木村裕主『ムッソリーニの処刑』)

・世界に対する新生日本の誓いであったことを忘れてはなるまい。
(出典:亀井勝一郎『青春論』)

・しかしそれはあなたにとって新生の一日だったはずだ。
(出典:光瀬龍『宇宙のツァラトゥストラ』)

類語

更新(こうしん)
意味:新しく改めること。(出典:デジタル大辞泉)

一新(いっしん)
意味:すっかり新しくなること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

革新(かくしん)
意味:現状を変えること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

維新(いしん)
意味:すべてが改まって新しくなること。(出典:デジタル大辞泉)

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