撃破
「強豪国を撃破する」などのように使う「撃破」という言葉。
「撃破」は、音読みで「げきは」と読みます。
「撃破」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「撃破」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
撃破の意味
「撃破」には次の意味があります。
・攻撃して敵をうちやぶること。うち負かすこと。(出典:デジタル大辞泉)
漢字の通り「攻撃して打ち破ること」という意味の二字熟語です。
本物の戦闘だけでなく、スポーツなどでも使います。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・何としてもここで敵を撃破して城塞を抑えなければ後がないのだ。
(出典:茅田砂胡『デルフィニア戦記 第4巻』)
・エルメスが残り二機のドムを撃破するのは、ついでみたいに一瞬であった。
(出典:富野由悠季『機動戦士ガンダムII』)
・だが、その沈黙を破った次の言葉が、同時に彼女の心の砦をも撃破した。
(出典:荒俣宏『帝都物語4』)
・彼らの海軍はヨーロッパの一国の艦隊を手際よく撃破している。
(出典:ハーン/斎藤正二訳『怪談(完訳)』)
・戦闘機が高速回転を繰り返し、目の前に現れる敵機を次々撃破してゆく。
(出典:橋本紡『半分の月がのぼる空1』)
・諸国と積極的に連合して、ドイツ撃破の準備をする。
(出典:豊田穣『海軍軍令部』)
・平和な時空なら問題にならないが、戦場では各個撃破されてしまいかねない。
(出典:森岡浩之『星界シリーズ 3 家族の食卓』)
・ドーメも一機撃破されたが、ハバリーの残りの群は後退の気配を見せた。
(出典:富野由悠季『オーラバトラー戦記 4 ギィ撃攘』)