提案
「具体的に提案する」などのように使う「提案」という言葉。
「提案」は、音読みで「ていあん」と読みます。
「提案」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「提案」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
提案の意味
「提案」には次の意味があります。
・案を提出すること。また、その案。(出典:精選版 日本国語大辞典)
案を出すという意味で使用します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・人類は何千もの方法を試みたし、それ以上多くのことが提案されてきた。
(出典:ハインライン『宇宙の戦士』)
・あんた、何かしてくれるか、それとも何か提案してくれることができて?
(出典:クリスティ/小西宏訳『パーカー・パイン1』)
・ローダンの提案が催眠術的なものだということにも考えいたらなかった。
(出典:クルト・マール,W.W.ショルス/松谷健二訳『宇宙英雄ローダン・シリーズ 3 ミュータント部隊』)
・そういう計画は、まるで奴隷制度の復活を提案するようなものであった。
(出典:ウエルズ/水嶋正路訳『解放された世界』)
・そこである計画を提案すると、彼はたぶんうまくいくだろうと考えた。
(出典:E・R・バローズ『創元初訳版/金星シリーズ(全5巻) 3 金星の独裁者』)
類語
・動議(どうぎ)
意味:会議中に予定議案以外の議題を議員が提出すること。また、その議題。(出典:デジタル大辞泉)
・提言(ていげん)
意味:自分の考えや意見を出すこと。また、その考えや意見。(出典:デジタル大辞泉)
・提起(ていき)
意味:自分の考えや意見を出すこと。また、その考えや意見。(出典:デジタル大辞泉)
・発案(はつあん)
意味:案を考え出すこと。ある案を最初に言い出すこと。(出典:デジタル大辞泉)
・発議(はつぎ)
意味:会議の席で意見などを言い出すこと。ほつぎ。(出典:デジタル大辞泉)